やむ落ちアドカレ2024 2025/1/16Posted B! P L 2024年12月はSFCゲームの紹介という名目で合計17の記事を公開していた。 複数のタイトルを詰め合わせた複合記事をのぞき、ゲーム名のあいうえお順に沿っての投稿。 一定の順番に並べるため、事前に紹介するゲームをある程度絞りこんであった。 この記事数に絞った際に*やむなく落選したゲームソフト*がある。それをここで紹介する。 該当ゲームのファンは「こんないいゲームをなぜ落としたんだ」と複雑に感じるかもしれない。 そのへんの事情も合わせて説明する。 ## 知識不足で紹介できなかった作品 途中までプレイはしていたが自力で全クリできてないゲームたち。 ゲーム内容以外の周辺情報をまとめようにも知識が足りなくて紹介を断念した。 ### SDガンダム外伝2 円卓の騎士編 1992年12月18日にユタカから発売された。バンダイの玩具カードダスを中心とした企画「騎士ガンダムシリーズ」の第二作をもとに作ったRPG。 ガンダムシリーズに登場する機体が、ロボな見た目のまま擬人化したような作品。 アントニオやガデムなどの原作に登場する人間も登場する。ストーリーは原作のアニメと関連なし。 記事にしようとしたきっかけ 1. 戦闘時に多くのキャラ(最大13人まで)が参加する仕様が記憶に残った。 2. 裏技本に載ってたオーダー武器の「最強の剣プラス盾」で激つよ装備ができる印象が強かった。(※「プラス」はなくても同じ効果だと後年知る)。 3. 当時のゲーム界隈のなんでもRPG化する風潮を紹介したかった。 記事候補から落選した理由 1. そもそもガンダムはよくわからん。 2. ガンダムのカードダスにも無知。 #### ささやかな謎 マップ&フィールド上で主人公を放置してると雑魚敵とエンカウントするのが他のRPGと違った。 不可視のシンボルエンカウント? と長年思っていたら一応はランダムエンカウントらしい。歩かなくても乱数が進むタイプ? *** 主人公が亡国の王子でなんとなく『ファイアーエムブレム』のマルス的なものを感じたが、作中一言も喋ってなかった気がする。ドラクエ系の無言主人公。 主人公は周囲から少年扱いされているが見た目がロボなのでどれくらい若いのかよくわからなかった。 #### THE ORIGINの若かりしドズル・ザビ わしの比較的新しいほうのガンダム知識は、たまたま放映していたアニメ『THE ORIGIN』のワンシーン。 ドズル・ザビという名の、いかつい外見の男性が若い女性(ゼナ・ミア)にコクるところを見て「わしは応援しとるで!」という気持ちになったが、初代ガンダムだと敵方の人らしい。 『SDガンダム外伝2』にも敵として登場していた。よくは知らんが重要人物のよう。 ### スーパーボンバーマン3 1995年4月28日に今はなきハドソンから発売されたアクションゲーム。 一定時間で起爆する爆弾を使って障害物を壊し敵を倒すゲーム。 宇宙征服をたくらむバグラーと対決する全6ステージのノーマルモードのほか、人かCOMあるいは両方との対戦ができるバトルゲームもある。 記事にしようとしたきっかけ 1. ハドソンの遺物を紹介したかった。 2. リモコン爆弾で一部の厄介なボスを完封できることが印象深かった。 3. 『スパボン3』におけるヨッシー的なお助けキャラのルーイがかわいかった。 記事候補から落選した理由 1. プレイしてた『スパボン4』のことを合わせても語れることが少ない。 2. そもそもわしは『ボンバーマン』がそんなに得意でもなかった。 #### ハドソンのゲームのこと ルーイの初登場作は『スパボン3』の前作にあたる『ボンバーマン '94』だったそう。調べて初めて知った。 『ボンバーマン '94』はPCエンジンのソフトだというので我が家に無かったハード。当然未プレイ。 このPCエンジンがハドソンが開発に関わっていた自社ハードである。開発と販売を担当したNECホームエレクトロニクスとの共同開発。 任天堂ハードで出してた『天外魔境ZERO』といい、ハドソンが他社ハードにソフトを出したおかげで、やっとこわしもわしの兄もプレイできていた。 その影響で兄はセガサターンの『天外魔境 第四の黙示録』とNINTENDO64の『爆ボンバーマン』を遊んでいた。わしは見る専。 自社ハードにこだわらない姿勢が未来のプレイヤーを増やしていたと思う。会社はつぶれちゃったけど。あとはコナミさんが頑張って。 ### 鮫亀 『鮫亀』(さめがめ)は1996年3月1日に今はなきハドソンから発売されたパズルゲームソフト。 画面に敷き詰められたコマの中から上下左右に隣り合った2個以上の同じコマを消していく、単純明快なゲーム。 コマの絵にはハドソンのゲームに登場したキャラクターが選択でき、お祭りゲーム的な雰囲気もある。 お馴染みのキャラクターとしてコマの絵になったのは『ボンバーマン』,『原人』,『桃太郎』,『貝獣ポヨン』,『ミロン』の5種類。 わしが知っているのは『ボンバーマン』のみだった。 記事にしようとしたきっかけ 1. ハドソンの遺物を紹介したかった(2度目)。 2. 何回もプレイした記憶があった。 記事候補から落選した理由 1. コマの全消しをしたことがなくて語れるスキルがない。 2. シンプルなパズルゲームゆえにそもそも語れることが少ない。 3. 他のパズルゲームとの複合記事案も思いついたがそれも語れることが少なかった。 #### ハニーと小鉄 ゲームのスタート画面や説明書などでメインキャラのように目立つ二人。ガンマンっぽいのがハニーでサムライっぽいのが小鉄。 彼らは『スパボン4』にも登場した。同作中にハニーか小鉄の見た目になれるアイテムもあった。アイテム効果はハートと同じく1ミス回避。 この二人はボンバーマン系のキャラで合ってるらしい。 『スパボン3』のパスワード入力画面で入力に成功すると、敵のプリティボンバーが被り物を外してハニーに似た顔をさらす。『スパボン3』ではハニーと同一人物なんだそう。 でも他の作品に登場するプリティボンバーの正体がハニーというわけではないらしい。ややこしい。 ## 家族はやったが管理人は未プレイ作品 家族は全クリまでプレイしていた。わしは未クリアなものたち。 ### ファイナルファンタジーⅤ 1992年12月6日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPG。 ジョブチェンジシステムが売りで、得られたアビリティを他のジョブでも付けられるなどのカスタマイズ性の高さが特徴的。 記事にしようとしたきっかけ 1. わしの兄がやりこんでいた。逃走回数を増やせば攻撃力が上がるチキンナイフの話を喜んでしてた。 2. 主人公のバッツがシリーズ内で扱いがパッとしないようなのでこのブログのコンセプトに合う。 記事候補から落選した理由 1. 超有名なシリーズタイトルよりは知名度が落ちる作品を優先したかった。 2. 同様にドラクエシリーズも案には上がったけどやめた。 #### 最終的にすっぴんが強し 様々なジョブをマスターしたうえでのすっぴんが最強と評判。 装備品の制限がない,ジョブごとのステータス補正のうち高い数値がすっぴんにも適用されるという利点はさることながら、アビリティを自由に二つセットできるのが強かった。 過去にわしが兄のセーブデータをかるく触ってみたとき、【みだれうち】が破格の性能をしていた。4回攻撃のアビリティ。 一応は攻撃力半減のデメリットはあるそうだが物理防御無視という特性がある。あまりデメリットになってない。 攻撃対象を選べないのがネックか。この殲滅力なら大した問題じゃなさそう。 ### トルネコの大冒険 不思議のダンジョン 1993年9月19日にチュンソフトから発売された。 ダンジョンのマップが毎度ランダムで生成されるダンジョンRPG。いわゆるローグライク。 主人公はタイトルの通り、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場した武器商人のトルネコ。 記事にしようとしたきっかけ 1. わしの兄がやりこんでいた。草・巻物の効果が最初はわからないクリア後ダンジョン(もっと不思議のダンジョン)もやっていた。 2. 今後トルネコ主人公ではシリーズが出ないようなのでブログのコンセプトに合う。 記事候補から落選した理由 1. 初代『風来のシレン』がこの『トルネコの大冒険』の続編だったことも兄から教わったほどわしはよく知らない。 2. 著名なドラクエシリーズの系譜は紹介の優先度が低いと感じた。わしが語らなくても他の人がきっとやる。 #### 局地的な記憶 地下27階から拾えるアイテムの【しあわせの箱】を持ち帰ることがゲームクリアの条件。 とある兄の攻略回、初の【しあわせの箱】をゲットし、綺麗な音楽が流れた、かと思ったら次の瞬間に兄のトルネコは箱を投げていた なんか操作をミスったらしい? **投げた箱は敵に当たって消滅**。その怒涛の展開が心に残った。 箱を取りにがしても次の階層へいけばまたランダムで落ちている。クリアは可能。 ### ロマンシング サ・ガ2 1993年12月10日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPG。 伝承法により能力を他者へ継承し、主人公が次々と変わっていく独自のシステムあり。 フル3Dリメイクの『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』が2024年10月24日発売された。 記事にしようとしたきっかけ 1. サガシリーズには好感がある。 2. わしの姉がラスダンまでプレイしてたデータがあったことが印象的。 3. 逆に兄は主人公が変わるスタイルがとっつきにくくて金鎧ジェラールでプレイが止まってた。 記事候補から落選した理由 1. わし自身は序盤で脱落したので語れることが少ない。 2. システムが複雑でわしがいっちょ噛みすることに気が引けた。 3. 『ロマサガ3』を記事にする予定があり同シリーズからは一作でいいかと思った。 #### ドット絵と小林智美絵の差 ドット絵の最終皇帝・男は肌が浅黒くて髪型がワイルドな無造作ロン毛で肩幅の広い人だった。それを見たわしはゴツい男性なのだと思っていた。 しかしイラストになると色白で細身の、少女漫画に登場するような優男。えらく違うと感じた。 ソシャゲのイラストも小林智美絵に準じた細い青年絵が多い。 ドット絵に近い、肌がやや黒くてアゴがしっかりある感じの絵も少ないけどある。 たぶん小林絵のデザインが正解なのだろうけれど、わしはゴツめのほうがイメージに合っている。 ## 迷ってやめた作品 自力でクリアしたし付帯情報も知っているが紹介を見送ったものたち。 ### ファイアーエムブレム 紋章の謎 1994年1月21日に任天堂から発売されたシミュレーションRPG。 二部構成で、第一部は初代『FE 暗黒竜と光の剣』のリメイク。容量の都合で一部カットされたマップやキャラあり。 記事にしようとしたきっかけ 1. 箱田真紀氏の漫画(※暗黒竜であって紋章でない)が家にあるほど兄が入れ込んでいた。わしも漫画を読んでた。OVAも1つ残存。 2. 気に入りの実況者が愛好するシリーズでわしも好感があった。 3. オグマつよい。 記事候補から落選した理由 1. マルスがスマブラシリーズの常連ゆえに知名度高し。わしが取りあげなくてええかと思った。 2. 『FE 聖戦の系譜』とどっちがいいか迷って両方ナシにした。 3. わしのナバールがよわかった。たぶんバグのせい。 #### レベルアップ時のバグ 味方キャラが敵を倒したときにレベルアップする際、技と幸運と武器レベルの3つが固定で上昇するバグがあった。 そのバグは必殺を出して敵を倒す場合に頻発するという噂。 うちのナバールもおそらくそのバグの被害者。ぜんぜんHPや力が上がらずかよわい女子な成長を遂げ、最終的にはレギュラー落ちした。 必殺補正のかかる武器(初期装備のキルソードなど)はあまり使ってなかったと思うが、素で必殺を連発してたのかもしれない。 本人の成長率で考えたら本当はオグマより強くなりやすい模様。 こういう話題をおおっぴらにしてしまうと、ナバールは強いんだと主張したい名声優の子安武人氏に迷惑がかかるかもしらんと懸念した。 『FEヒーローズ』でCV.子安武人キャラが弱いと嘆く子安氏のブログ記事→セーバー参戦。2017.07.13 Thursday ### 聖剣伝説3 1995年9月30日にスクウェアから発売されたアクションRPG。 6人のキャラクターの中から1人の主人公と2人の仲間を選ぶトライアングルストーリーが特徴。 記事にしようとしたきっかけ 1. 3種のラスボスはすべて倒した経験があった。 2. クラスチェンジで性能のバリエーションが出るのがおもしろかった。 記事候補から落選した理由 1. 『聖剣伝説2』の紹介をするからシリーズからは一作でいいかと思った。 2. ストーリーの出来がよろしくないので他ゲームより優先度が落ちた。 #### グラフィックは綺麗 SFC後期の発売なだけあって映像美はすごかった。ローラント山から見える海の表現には度肝を抜かれた。 ドットのグラフィックが繊細なうえに、クラスチェンジによりキャラのカラーリングが一変する。わしは色の変更目当てでいろんなクラスを試していた。 ストーリーの不出来さについては知ってる人はすぐわかること。主人公ごとのオープニングストーリー中でリースが弟を置いてけぼりにして逃げるとか神獣を倒しきったあとでフェアリーが「しまった!」と言い出すとか。 余力があったときに、こういうやり方だったらわしは気にならなかった、という代替案を別記事で紹介。 なおストーリーの展開はリメイク版では変更なしだそう。お話を売りにしてないシリーズということなのか。 ストーリーを大改修したリメイク作『新約聖剣伝説』がボロクソに批判を受けた反動で、素人目にも首をかしげる部分の手直しさえできない環境になったのか? そこんとこは開発者のみが知る事情。 ## 総評:RPGが多い この記事で項目を立てた8作品のうち、RPG系のゲームは6作。シミュゲーやアクションゲーも公式がRPGとジャンル名に冠したものはRPGに含む。 アドカレ企画も主要なタイトルは17記事中、10作がRPG。 紹介に出さなかったがプレイした記憶はあるゲームにもRPGが多い気がした。昔のファミ通の表紙をよく描いてた松下進氏の絵の『エルファリア』や、ロボットで戦う『サイバーナイト』もあった。 高度なプレイングスキルを求められないジャンルがわしの肌に合ってたのかもしれない。 ### 思い出の偏り わしが覚えているゲームを挙げたらこうなる。ほかにもいろんなジャンルのソフトはあった。 有名なレースゲームの『マリオカート』,サウンドノベルゲームの『弟切草』に『かまいたちの夜』。 +兄はシューティングゲームが好きで、よくやってたらしい。主人公の裏設定がかなり過酷な『R-TYPE III:THE THIRD LIGHTNING』を「そんなの知らないでやってた」と言ってたこともあった気がする。 だが、わしがプレイ情景を思いだせるSFCのシューティングゲームは『Pop’n ツインビー』だけである。 ### のちの予定 SFCソフトの紹介記事は今後の公開予定なし。基本情報は各々の検索まかせ。 検索しても出てこないような話はするつもりがある。疑問に感じた謎や自分だったら作り込みが足りない部分をこうしたかった、と語ったり。 公開の周期は決めずに突発的にやる。 そのへんは24年11月中まではストシリーズ話に絞ってたのを、別ゲーも対象にするということ。ただすでにスト感の薄い記事はあった、ニンダイ声優の中村悠一記事がそう。あれもわしの中ではゲーム話のうちのつもり。 アドカレ企画はまたやるかもしれない。家族がやってたゲームソフトも含めたら3回分のネタがある。あとはわしの余暇とやる気次第。 ゲーム #アドカレ2024